記事 009:スペアリブと箸使い—静かな楽しみ
記事要約
加齢とともに変化する肉への嗜好。
若い頃の焼き肉から、今はマーマレードで仕上げたスペアリブを少量ずつ味わうようになった。
八十歳近い知人に教わった調理法で、我が家の食卓にも取り入れている。
不器用な私は、一般的には手で食べるスペアリブを、箸で食べることに挑戦。
ポロポロと肉を落としながらも、肉と骨の離れ具合を歯で感じ取り、それに合わせて箸を動かす。
この箸使いは、日頃の手先の動きを意識する、静かな楽しみとなっている。
カテゴリー
料理
- 日本の食文化の中で、私が暮らしの中で触れてきた一場面を綴ります。
熾火を囲むような穏やかな気持ちで読んでいただければと思います。
1. マーマレードで仕上げるスペアリブ
- スペアリブ(マーマレード仕上げ)
私達夫婦は季節に関係なく、月に一度ほど肉料理が恋しくなります。
しかし、若い頃のように焼き肉でお腹いっぱい食べることはもうできません。
以前はホルモンやカルビなどが美味しかったのに、今の私はどちらかというとタンステーキやタンシチューを選んでしまいます。
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(補足:ホルモンは牛や豚の内臓肉、カルビは肋骨周りの肉です。
タンは牛の舌を指します。)
あの頃は、月に一度は贅沢な焼き肉の日として、近所のお店に通っていました。
最後の締めは決まって、あっさりスープの中華そばでした。
お腹いっぱい食べられた懐かしい思い出です。
今では、美味しい肉を少し物足りないくらいの量で満足するようになりました。
最近、とても元気な八十歳近い知人に、スペアリブの焼き方や下拵えについて色々と教わりました。
早速、我が家の食卓にも取り入れることにしました。
確かに、教えられたとおりに下拵えを済ませれば、私達はオーブンで焼き上がりを待つだけで手軽でした。
肉は、お店で若干小さめに切り分けてもらいます。
手間はかかりますが、漬け込み前に肉に多めに切り込みを入れると、食べやすくなりました。
市販のマーマレードは私たちには甘すぎるため、手作りで甘さを控えめにしています。
できるだけ、柑橘が本来持つほのかな苦味を大切に残したいと思っています。
そして、肉汁をたっぷりと吸ったマーマレードは、ご飯のお供になります。
炊きたてのご飯との相性もよく、噛めば噛むほど甘みが増してきます。
2. 菊型中鉢
今回使用した菊型中鉢については、
をご覧ください。
こういったコロコロとした食材を盛り付けるのにぴったりです。
また、この器は持ちやすく、取り分けやすい形状です。
仮に、箸で取り落としそうになってもしっかりと受け止めてくれます。
3. 油と箸使い
- スペアリブ(にんにく醤油仕上げ)
何故か、私はスペアリブの食べ方が下手です。
妻は、親指と人差指の指先だけを器用に使って食べています。
一方、私は五本指すべてが油まみれです。
そして、妻に食べ方のコツを聞くと、「指先を動かせば誰でも出来るはず」と返ってきます。
そこで、一般的には手で食べることの多いスペアリブを箸で食べることにしました。
さらに、手羽先を食べる際も同様にしています。
ただし、この試みは食材の下拵え(大きさ、切り目)次第です。
私は無理をして箸を使い、食卓を汚すことは避けるようにしています。
このように、食べにくい料理を箸で食べることは、私にとって日本の食文化における箸使いの練習にもなっています。
結果的に、日頃の手先の動きを意識する、良いきっかけにもなっています。
それでも気が急いているときには、ポロポロと肉を落としてしまいます。
この頃は肉と骨の離れ具合を歯で感じ取り、それに合わせて箸を動かせるようになりました。
この箸使いは、私にとって静かな楽しみの一つとなっています。
あくまで、箸使いの練習なので、外食時にはその場の雰囲気に合わせて食べるようにしています。
4. 今回のまとめ
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「めしとほね てもとまなばし よわいぐさ」
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[Messhi to honé témoto manabachi iowaï goussa]
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Mets, Si, Tôt, Oh, Nos, Thé, Mot, Mât, Nage, Bas, Si, Yo, Voies, Guy, Sâ.
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Le parfum fait le ménage : le sommeil du vent.
関連リンク
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菊型中鉢
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この記事の他言語版を読む:
音声データ(音):2025_009_ja01
音声データ(朗読):2025_009_ja02(作業中)
Microsoft Clipchamp: Brigitte, VOICEVOX: 四国めたん
記事 終わり
- 皆様の食卓に小さな発見と懐かしさをお届けできればと思います。

