記事 008:赤から白へ―たわわに実る記憶
記事要約
秋、真っ赤な彼岸花の中に白を見出すように、私たちは馬見原商店街を訪れる。
羊羹を買い、高千穂を経て宮崎へ。
夏の記憶の中、ハウスでたわわに実ったライチを丁寧に収穫する。
食べる喜びより、誰かに贈る瞬間に心が躍る。
唐津焼の白い皿に大粒のライチを盛る時、子供の頃の激しさは消え、今はただ静かに時に添う。
甘さとは、誰かと分かち合う時間のことかもしれない。
カテゴリー
料理、秋、夏
- 日本の食文化の中で、私が暮らしの中で触れてきた一場面を綴ります。
熾火を囲むような穏やかな気持ちで読んでいただければと思います。
1. 馬見原商店街で買い物
真っ赤な彼岸花(ひがんばな)が、見納めの時期を迎えました。
稲刈りはこれからが本番ですが、早いところは既に終わっています。
私は、何故か真っ赤より白色のほうに魅力を感じてしまいます。
白色を間近に見るまでは、私は彼岸花は赤いものと思い込んでいました。
そのためかもしれませんが、赤一面から白が見えると私はホッとします。
小学校の頃は、昆虫採集や鉄棒、走り幅跳びなどに明け暮れ、友達と競い合っていました。
宿題のことは忘れてしまって、いつも夕日を見ながら帰宅していました。
今思うと、風情のない遊びをいっぱいしていました。
さて、米農家の収穫が無事に終わり、朝夕が少し肌寒くなった頃、私たちは神社参拝の後に、馬見原商店街を必ず訪ねています。
この商店街では、「羊羹」と「桜コロッケ」は忘れずに買って帰ります。
特に、羊羹(ようかん)は何回かに分けて、ゆっくりと食べ終えるようにしています。
買い物の後、私たちは高千穂町に寄ります。
そして宮崎県の海岸沿いを、ほんのり温かい潮風を感じながらドライブを続けます。
2. 宮崎県産のライチ
宮崎県といえば「マンゴー」がとても有名ですが、ライチはまだまだ知名度が低いようです。
生ライチは、冷凍ものでは味わえない大きさと、少し酸味の効いた甘みを楽しめます。
ハウス内はかなりの暑さでした。
しかし、この暑さのおかげでライチがこんなに元気に成長したのだと私は実感できました。
そして私は、ピンポン玉ほどの大きさに実ったライチを見つけ出して丁寧に収穫する作業が、とても楽しいと感じました。
もちろん食べる楽しみもありますが、私が一番嬉しいのは収穫したライチを知人にプレゼントする瞬間です。
知り合いに宮崎土産として持参すると、初めて見る大きさに皆さんとても驚かれました。
この農園のライチ摘み取り体験は当初、受付も簡素なものでした。
それが、年を重ねるごとに施設が整い、より多くの人々に愛される場所になったように感じます。
ライチ摘み取り園:有限会社ミキファーム、宮崎県児湯郡
詳しくは公式サイトをご覧ください。
リンク:https://miki-farm.co.jp/
3. 器について
大粒のライチを盛った中皿は、唐津焼(からつやき、佐賀県の伝統陶芸)です。
私は、ちょっとくすんだ白地と南天(なんてん)の絵柄が気に入っています。
枝の線がとても繊細で、なおかつ勢いがあり、見ていて飽きることがありません。
使用前に水を含ませると、南天の絵柄が生き生きと浮かび上がります。
この皿には、サラダ、そばや豆腐、そうめん、うどんなどを盛っています。
また、漬物を少しずつ盛り合わせて食卓に出すこともあります。
購入場所
陶器 唐津焼 佐賀県唐津市
大きさについて
直径23センチほどの大きさです。
手に取った感じ
この皿は見た目には軽そうですが、しっかりとした重みがあります。
持った時のバランスはとても良いのですが、私は必ず両手で持つようにしています。
4. 今回のまとめ
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「たわわなり しろきときそい あまさかな」
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[Tawawa nari, shiroki toki soi, amasa kana]
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Tas, Voies, Voies, Na, Rit, Si, L'eau, Qui, Taux, Qui, Soie, Amas, Ça, Qu'a, Na.
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Un sillage de douceur. La mémoire respire. Le chemin le plus doux est celui de la porte.
関連リンク
参考文献
参考文献については、下記リンクをご利用ください。
今回参考にした文献は、器 01、器 02 です。
音声データ(音):2025_008_ja01
音声データ(朗読):2025_008_ja02(作業中)
Microsoft Clipchamp: Brigitte, VOICEVOX: 四国めたん
記事 終わり
- 皆様の食卓に小さな発見と懐かしさをお届けできればと思います。






