記事 003:豆腐ハンバーグと織部焼の四方皿——目分量の味わい
記事要約
朝のゆったりとした時間から始まる、豆腐ハンバーグの食卓。
最初の一口は何もつけずに、素材それぞれの持ち味を感じる。
調味料の主張に引っ張られないよう、まず素のままで。
その後、醤油、わさび、ソースと味の変化を楽しむ。
妻の「目分量なので同じ味は出せません」という言葉は、次への期待を膨らませる。
織部焼の四方皿は、両手で持つと安定した重心、細かなざらつき感が手に馴染む。
茶道具を日常で使う心地よさ。
カテゴリー
料理
- 日本の食文化の中で、私が暮らしの中で触れてきた一場面を綴ります。
熾火を囲むような穏やかな気持ちで読んでいただければと思います。
1. 豆腐ハンバーグ
今日は、朝からゆっくりと過ごすことができました。
いつもより長くコーヒーの香りが、漂っていたように感じました。
読みかけの雑誌をめくっていると、子どもたちが喜ぶハンバーグについて書かれた文章に目が止まりました。
その文章を読み進めると、久しぶりに食べたい気持ちが湧き上がりました。
妻にお願いして、その日の夕食に加えてもらうことになりました。
今回は、豆腐と鶏肉を組み合わせました。
私は、より肉質が締まった地鶏(じどり)の方が好みです。
残念ですが、冷蔵庫に見当たらなかったので、今回は諦めて次回にすることにしました。
大好きなハンバーグですが、最初の一口目は何もつけずに食べます。
ゆっくりと噛んで、肉と豆腐、野菜、香辛料——それぞれの持ち味を、一つずつ感じるようにしています。
我が家で使っている調味料は、各々の主張を強く持ちすぎているように感じます。
最初から調味料をかけてしまうと、その調味料の世界に引っ張られてしまう——そのことが、私には気になります。
それから、一口目を楽しんだ後は、醤油、からし、わさび、ソース、ケチャップなど、お気に入りの調味料とともに味の変化を楽しんでいます。
醤油については、地域によって味に特色があり、季節に合わせて使い分けています。
2. 淡白な豆腐ハンバーグ
この豆腐ハンバーグは、肉と豆腐の配合を変えて淡白な味付けとなっていました。
淡白な時は、わさびソースと合わせることで、私はご飯が進みました。
食べ飽きない味付けと配合なので、次回もこの豆腐ハンバーグを妻にお願いしました。
ところが返ってきた返事は、「いつも目分量なので同じ味は出せません」でした。
この切り返しで、次の料理への期待が、私の中でさらに膨らみました。
鍋島焼(なべしまやき)の丸皿については、今後の記事にて書きたいと思います。
3. 四方皿(よほうざら)
豆腐ハンバーグを盛った器は、織部焼(おりべやき)の四方皿です。
この四方皿に豆腐ハンバーグを盛り付けると、ハンバーグと皿の色合いに惹かれて、早く食べたいという気持ちになります。
購入場所
山口県 萩市
大きさ
大きさは18センチ程ですが、ずっしりと詰まった重みを感じます。
そして、両手で持つと、安定した重心を感じることができます。
手に取った感じ
円形から迷いなく一気に四辺を切り出していますが、角の処理が丁寧に仕上げられています。
さらに、釉薬(ゆうやく)の影響か、細かなざらつき感があり、手に馴染む心地よさがあります。
使う場面
その時の気分に合わせて、様々な使い方をしています。
この器を作られた陶芸家の方は、「私の器は茶道具(ちゃどうぐ)として作っていますが、皆さんはしまい込まずに普段の生活の中で気軽に使って楽しんでください」とおっしゃっていました。
洗いやすさ
重みがあり、石鹸がつくと滑りやすいため、すすぐ際は両手で持つようにしています。
4. 今回のまとめ
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「ひとしずく へりをあるいて さじかげん」
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[hitoshizuku héri wo aruité saji kaguen]
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Hie, Tôt, Si, Doux, Coup, Air, Lit, Eau, Art, Luit, Thé, Ça, Gîte, Qu'a, Gain.
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Le sourire du fond... un peu de ciel, au bout des doigts.
関連リンク
参考文献
参考文献については、下記リンクをご利用ください。
今回参考にした文献は、料 01、料 02、器 01、器 02、工 01、暦 01 です。
Microsoft Clipchamp: Brigitte, VOICEVOX: 四国めたん
記事 終わり
- 皆様の食卓に小さな発見と懐かしさをお届けできればと思います。

